葬儀に参列した時のエピソード

葬儀に参列した時のエピソード

昨秋、田舎の親友のお父さんが亡くなり、告別式に参列した

● 55歳 女性
昨秋、田舎の親友のお父さんが亡くなり、告別式に参列した。
私にとっては、いわゆる○○会館という場での告別式での参列は初体験だった。
式場は人でごったがえし、友人に声をかけたくてもままならず、席についた。会館の司会者による仕切りで、淡々と進行し、約一時間半くらいだったろうか、平均的な長さらしい。最後に慌ただしく、列ごとに一斉に焼香して終了、帰り際、香典のお返しをもらって、やっと友人に言葉をかけることが出来た。
後で友人が、ちゃんと自分たちの作法がおかしくなかったか、参列者にどう映っていたかをとても気にしていた。それが、故人を立派に送り出すことなのかもしれないが、私はそうは思わない。
数年前、弟が亡くなった時の葬儀を思い出した。
一番悲しいのは私たち家族。なのに、友人と同様に、こうあらねばならない的な作法や、お坊さんに包むお金、参列者へのお礼、諸々の手配をわけもわからずに、次から次へとしなくてはいけない。なぜ?と、腹がたって仕方がなかった。
私はごく近しい身内だけで送り出したかった。立派でなくとも、人の目にどう映ろうとも、儀式的、形式的なことよりも、私たち家族が納得できるやり方で送り出したかった。けれど田舎ゆえ、そういうこともままならず、もしかしたら、友人もそうだったのかもしれない。「こうあらねばならない」ことはないと思う。形式的なことに捉われることなく、それぞれの思うような形で葬儀が出来るようになればいいと強く思った。
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