葬儀に参列した時のエピソード

葬儀に参列した時のエピソード

大往生という言葉がありますが

● 31歳 女性
大往生という言葉がありますが、晩年大病を患うこともなく、家族に迷惑をかけることもなく、健やかに過ごし、100歳近くの超高齢となり、まさに天寿を全うされたような方の葬儀は、悲しみに浸るよりもなるべく笑顔で見送ってあげようというような、どこか穏やかな雰囲気があります。そういった葬儀に参列したことがありますが、親族の方もご友人の方々も皆、寂しさこそあれども、故人を懐かしみ、顔をほころばせながら、葬儀会場はまるで歓談の場のようでした。

その時のエピソードですが、その葬儀会場に、小さなお孫さんたちがいました。
下は2つから上は4つくらいの4人の可愛らしいお孫さんたち。その子たちが故人の棺桶を覗いて、「ばぁちゃん、ねんねしてる。ばあちゃん、おはよう。起きなさいよ」と声をかけました。
その瞬間、参列者の皆がどっと笑ったあと、その子どもたちの無垢な声掛けと、もうおばあちゃんは二度と起きてこないという事実に、笑いながらも涙し、なんとも言えない寂しさと微笑ましい可笑しさに包まれました。

故人を思えば悲しみもありますが、大往生のおばあちゃんが可愛がっていた孫達のお陰で、涙あり笑いありのなんとも人間らしい心が温まるような良い葬儀でした。
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