葬儀に参列した時のエピソード

葬儀に参列した時のエピソード

田舎の祖母が亡くなった時のことです

● 48歳 女性
田舎の祖母が亡くなった時のことです。
東北の田舎で執り行う葬儀というものを、私はこれまで経験したことが無かったので、参列してみて、とても驚きました。

私たちは都会では通常、チェーンの葬儀会社が行うお葬式に慣れているせいか、どれも似たり寄ったりに感じていましたが、田舎のお葬式は、古い日本映画にでてくるように盛大で、いかにも宗教儀式といった雰囲気のものでした。
お墓へ向かって、参列者たちが列を作ってぞろぞろ歩き、位牌や遺骨を持った遺族たちは、頭に白い布をつけていました。
これは、死者と共に歩みますよ、一緒にいますよ、という意味なのだそうで、初めて見るものでした。

その地方に伝わる昔からの風習らしく、ふるまいのお料理やお土産なども、すべてご近所の方々が総出でもてなしてくださいました。
こうやって隣近所との付き合いの中で生まれたお葬式というものは、葬儀屋チェーンの無駄の無いベルトコンベアーにのせられたような葬儀とはまったく趣が異なるもので、自分が日本人であるということも再認識させられたお葬式でした。
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